TOP > 福富健康院/マサゴ整骨院 日記 > 老化による劣化
関節の老化は、腱や靭帯などの関節の軟部組織が、
長年負担を掛けてきた事による劣化と、
関節周りの軟骨組織の増殖による変形です。
即ち、軟部組織や骨の劣化が起ると、腱は太く拘縮してきますし、
表面に傷が付くと、結節を形成し、引っ掛かりの原因となります。
骨は、骨が脆くなった状態を修復する為に、関節周りの
骨・軟骨組織が増殖して、関節が大きくなります。
若い人でも、スポーツ・仕事により負担を強いられている方は、
軟部組織の劣化は起こってくる事もありますし、
関節をポキポキ鳴らす癖のある人は、軟骨が損傷し、
その修復を軟骨を増殖する事で行う為に、関節は太くなります。
要するに、劣化が生じると、腱も軟骨も、接着剤を付ける形で修復してくる為、
修復された部が、神経を圧迫したり、関節の動きを制限したりして、
症状を起こしてくるのです。