TOP > 福富健康院/マサゴ整骨院 日記 > この気持ち 己もわかるんだなぁ~
近年のNHKでは[本]が重要な役割を演出するドラマが多い
本づくりの工程が描かれているのが とても興味深い
「光る君へ」が作家の物語なら、今作のべらぼうは編集者の物語
昨年 2024年の NHK大河ドラマ 「光る君へ」
一条天皇に献上しようと 大変な時間が掛かったであろう
籐式部(紫式部)の [源氏物語] の 写本
后の彰子が 女官達と 手ずから製本 仕上げまでの
一連の工程を 演じ 観入りました
今年 2025年の NHK大河ドラマ 「べらぼう」
吉原の貸本を任されている 主人公 蔦屋重三郎 が
木版画の作業に立ち会い、クライアントとして職人に
その場で細かい注文を入れ
[吉原細見]を アイデアを 絵師・北尾重政に伝え
彫師や刷師の手を経て、[源氏物語]の時代よりも
木版画でスピーディに刷り上がったものを
女郎たちの力を借りながら、技術革新にて本の形にしていく
のを 楽しく観させて頂きました
【べらぼう】今週もボコボコだった蔦重・横浜流星への親方の真意にネット感動「かわいさ余って憎さ百倍って…」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
『べらぼう』別ドラマへと繋がる<ある演出>に視聴者歓喜!「『光る君へ』が作家の物語なら、今作は…」「『らんまん』で職人から印刷技術を学んだ万ちゃんの姿と…」(婦人公論.jp) - Yahoo!ニュース
「いやあ…。なんかすげえ楽しかったなあ…。
いや、やることは山ほどあって寝る間もねえくらいだったけど、
てえへんなのに楽しいだけって…。んな楽しいこと世の中にあって、
俺の人生にあったんだって…。何かもう、夢ん中にいるみてえだ!」
と本づくりの楽しさに気づくと、歓喜の声随所で敏腕編集者ぶりを
発揮し始めた蔦重の完成した瞬間の
「なんか、すっげー楽しかった! やったー!
こんな楽しいこと俺の人生にあったなんて夢の中みてえだ」
の雄叫び
この気持ち 己もわかるんだなぁ~
拙著を 出版させて頂いた身として
今年あたりは もう一度 この感情に浸りたいです
主人公が手掛けた本が大ヒット に 肖りたいです
神様 仏様 出版社さま お願い致します