福富健康院/マサゴ整骨院 | 日記 | 〝腱はじき術〟をメインに効かせられる　傷病

〝腱はじき術〟は、関節の引っ掛かりをはじめとする運動制限や運動痛、
捻挫や挫傷の外傷〔健康保険適応〕、腱鞘炎や40肩・50肩・スポーツ障害等の症状のほか
頸や肩のつっ張り(慢性の場合は保険外)　にも　マッサージより効果があります。
『腱はじき術』は、元々が　傷めた関節や筋肉・腱の局所症状に対して行うもので、
マッサージの様に全身に行う事はありません。
健康保険適応の場合は、捻挫・挫傷及び骨折後療法〔要　医師の同意〕の局所と
関連部位にのみ施術します。

腱は、皮膚表面より少し奥の、筋の端の腱を探り、触れて軽く揺すって
ゴリゴリっとする感じの箇所を〝弾いて〟緩めます。
訴えられる症状の〝局所〟と、実際に弾く腱の位置にズレがある場合もありますが、
筋腹の症状の元となるのは、筋肉の端にある腱である事が多い為ですので、
ご理解ください。

『腱はじき術』は、関節や筋肉の運動器系疾患には優れた効果を発揮しますが、
神経症状を伴うものには、効果が無いどころか悪化も考えられます　ので　
御要望にそえない事もございます。

〝腱はじき〟の適応外となるのは、神経に響く様な痛みの症状、例えば、　
肋間・上腕・坐骨神経痛や頸・腰のヘルニア症状、
手根管症候群　等の　神経圧迫による　しびれ　などです。 
頸や腰の痛みも、響く様な痛み・神経症状を主体とするもの、
特に、腕や脚の神経痛や手足のしびれを伴うものは、
『バランス整体』による細かい調整が必要です。

頸椎・腰椎椎間に原因があっての症状等には、患部に強い刺激をせず、
奥の深い場所にある筋肉・神経に効かせる『バランス整体』がお勧めです。