TOP > 福富健康院/マサゴ整骨院 日記 > 軽擦法は筋肉の流れに沿い 関節の運動法は流れに逆行させる
お世話になっている大先輩の先生より、
「6月1日放送のNHK7時30分から45分間放送された
ためしてガッテン! で面白い話をやっていたよ」
と 御心遣いのメールを頂きました。
私は、仕事中で見逃していましたが、ご親切にもビデオを
送信して下さいました。
「痛みや認知症にも効く!癒やしホルモンの驚きのパワー」という
テーマの番組では、 やさしく手指をマッサージしたり、
背中をゆっくり擦るマッサージすることで、
オキシトシンがアップし不安やストレスを撃退する
ということを 解説されていました。
この方法は、
認知症やストレスによる自律神経失調症などにも効果があるようです。
この場合、筋肉の流れに沿って行うと、交感神経が緩みます。
関節の運動法も、筋肉の流れの方向にゆっくり可動範囲で動かすと、
交感神経が緩み関節が整うと教わってきました。
ところが、
臨床を重ねるうちに 筋肉の流れの方向に動かすと関節の可動は小さくなり、
関節が動かし難いことが分かりました。
逆に、筋出力の大きい側に大きく動かすと、
体は整い関節の可動が付き力を入れ易くなります。
又、交感神経が緩み、体がリラックスします。
骨盤周りの筋肉は時計回り方向に流れ、
軽くゆっくり動かすと右に回し易いのですが、
早く大きく動かすと左に開戦し易くなります。
99%の人は左踵と右爪先に重心が掛る為、左回りに回旋がし易くなります。
そのため、陸上のトラックや野球のベースランニングは
左回り-反時計回りですね。
筋肉の流れ、重心について、セルフ筋ツイストのやり方を解り易く
書いています。
「痛みもコリも一瞬でとれる筋ツイスト」秀和システム刊
をご覧ください。